180 >>175 石村多門は、今からでも政治について発言してほしい 伊里は、ソ連・東欧圏が崩壊した1990年に、石村多門(本名)との共著という形で『1990年の共産党へ』という本を出版しています。内容は、党綱領から「革命」という言葉を削るべし、権力の奪取ではなく権力の拡散へ(地方分権の拡大と国際機関の強化)、計画経済と市場経済の問題は社会主義と資本主義の対立であるより想像力と貨幣の問題といった、共産主義とはなにかを問うかなり刺激的なものです。論点のいくつかは、30年たったいまも生きている。 わたしには「民主集中制」への批判が不徹底であるところが不満でした。共産党文化のなかにいた人にはかなり難しいことなんでしょう。民主集中制こそが共産党のガン、かならず個人独裁に帰着するという歴史の教訓を、なぜ見ようとしないのか。 匿名さん2023/11/01 08:44