177 >>175 東大大学院支部の伊里一智(いさと かずとも、本名・石村 多門)が、1985年の日本共産党第17回大会に際して、「宮本顕治議長の解任」を求めるという声をあげた。これを当時中央委員会青年学生対策委員だった志位和夫が宮本顕治の直接の指示を受け、党の規律に背いて他の代議員に対し働きかけた分派活動と断定し、彼を除名した…とある。 『気分はコミュニスト』(1986年)は事件直後に出版された本です。伊里が朝日ジャーナルに寄稿した手記なども採録されている。なまなましく、傷口から血がながれているような臨場感があります。 いたましいというか、悲惨というか。民主主義というものがまったく機能しない政党、スターリン主義に染めぬかれた政党に属し、それでも変革の声をあげればただ粛清されるのみ、という顛末が詳細に記述されています。 匿名さん2023/10/31 21:01