467 近づくにつれて、輪郭が明瞭になってきた。長く突き出ているのは、やはり頸部であったようだ。長さは1.5m程。頭はややエラが張っており、首と頭部を下から見上げた感じはウマのそれらと似ているとのこと。頸の後ろの胴部は一気に太くなっており、手足はヒレ状を成していることが見て取れた。ウミガメの手足のようである。背中には甲羅があり、そのことからもカメの一種と思われた。胴体は2.5m位。その後ろに1m位の尾が付いている。合計で5mである。 大川総裁の印象では、ゾウガメに最も似ているとのこと。性格は大人しそうとのこと。多分、雑食性ではないか?とのことであるが、うなづける推測である。水面に浮かんで首を伸ばせば、まさしく「恐竜」であるし、背中が出ていれば、「恐竜の背中」とみなされる。 匿名さん2017/02/18 00:20
469 兎に角、亀としても非常に大きいものである。海亀で最大のものは、オサガメの全長2.5mといったところか。オサガメの場合、尾がとても短いので、実際にはより大きい。ネス湖の「カメ」は尾が1mと長いとは言え、ともかく5mである。実物を見たら、その大きさはかなりの迫力であろう。先のサメ型大型魚もそうであるが、ネス湖で独自に進化したものであろう。 ネス湖は謎の多い湖である。3mもの大ウナギがいたり、巨大なサケが群れを成していたり、文明国イギリスの中の原始の自然である。 匿名さん2017/02/19 23:34
470 さて、この大亀、しっぽを水面に突き出してくねらせれば、これも大蛇の首のようにも見えるし、未知の生物のようでもあるし。 総裁がこのカメと話をしたところ、寿命もかなり長く、200年位ありそうとのこと。仲間は湖内に30頭ほどいるので、この数で細々と累をつないでいるようだ。 匿名さん2017/02/19 23:47
472 寿命が長いので個体数は激減することもなく、ほぼ一定に保たれるということだ。成体になれば、天敵も殆ど存在しないであろうし。ネス湖の平均水温は5℃位なので、代謝も低く、非常にゆっくりと成長するはずだ。幼体の頃はそれなりに成長も早いだろうが、或る段階からは緩慢になるものと推測される。イギリス周辺の海域では推定年齢400才のオンデンザメが発見されている。やはり低水温の影響だろうと思われる。ネッシーとされる「カメ」の繁殖場所であるが、カメ本人は「水際であるが、人目につかない場所」と言っているようだ。ウミガメのように夜間に沿岸に上陸して、明け方までに産卵を終えるのかもしれない。 匿名さん2017/02/22 18:18
473 そして、実際に陸上を這い歩くネッシーらしき動物の目撃例があるのだ。有名なものでは、1933年のスパイサー夫妻の目撃例がそれである。どっしりとした体と細長くくねる首をもった7.5mから9mほどの黒灰色の怪物が森の中から車道へ現われ、そのまま湖水へ突入していったという。夏の日の午後4時頃とのことで、もし、カメ型生物だとして、産卵のためかどうかは分からない。 もう一つは1934年1月5日午前1時頃のことである。湖岸を単車で帰宅途中のアーサー・グラント氏が目撃した。 匿名さん2017/02/23 23:50
475 >>474 勿論です。既に何冊かのネッシー物の書籍にも引用されています。信じるか信じないかはあなた次第。 さて、続きです。道路の曲がり角に近づいた時、40ヤードほど前方の茂みの陰の黒い物体に気付いたという。あわやぶつかりそうになった時、長い首と小さな頭をこちらに向けたので、生き物だと分かった。あちらも驚いて、二跳ねして道路を横切り、湖へと続く斜面へと下っていったという。単車から降りて追ったが、既に湖水へ飛び込み沖へ去った後だった。しかし、路面上に現れた姿はハッキリと目に焼きついたようだ。胴体は非常に大きく重たげであった。四肢はヒレ脚であり、それらをバネにして移動していた。この動き方は、海生哺乳類のアシカやオットセイにも見られるものである。陸上ではそうして移動するのである。尾は5,6フィートで力強さがあったということ。頸の長さには言及していないが、長いことは確か。全長は15ないし20フィートというから、4.5〜6mといったところ。大川総裁の透視観察ともかなり近いようだ。ちなみに、尾の先端は丸く終わっていたということだったが、元々の形状なのか、外敵に襲われて食いちぎられたのかは不明である。 匿名さん2017/02/26 00:30