8月27日に投開票された千葉県八街（やちまた）市議会選挙は定数20に24人が立候補。当選者の氏名の前に記されている️「党派名」の欄に自民党の名称がない。あるのは「公明党」「日本共産党」「無所属」のみ。

「本当の意味での無所属は3人だけ。他の無所属議員はほぼ自民党なので、言ってみれば『隠れ自民党議員』です。自民党を名乗ると無党派層の有権者が投票してくれないからではないでしょうか」

「千葉県は自民党が強いなんて過去の話です。4月の統一地方選で衆議院千葉5区の補欠選挙があり、自民党候補の英利アルフィヤさんがかろうじて勝ちましたが、それだって野党の候補者が乱立した漁夫の利です。県議会選挙では自民党は最大勢力こそ維持しましたが前回より議席を減らして過半数を割り込みました」

立憲が唯一公認した候補者はたった507票しか獲得できず、最下位に近い23番目で落選するという事態に陥った。
「八街市はもともと保守層が多い地域ではあるが、それでも政権批判票は一定数あり、野党の看板を掲げていれば票がある程度集まるはずだった。今回の結果は立憲という看板が予想以上に機能しなくなっていることを突き付けている」

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自民、千葉９区の支部長公募へ…秋本真利衆院議員が離党し空席
2023/09/06 00:29

自民党千葉県連は５日、党本部で県選出の国会議員団会議を開き、次期衆院選に向け、千葉９区の支部長を公募で選ぶことを決めた。同区は、洋上風力発電事業を巡る汚職疑惑で秋本真利衆院議員が離党し、空席となっている。