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プラトニックラブは-5
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😱
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私「貴方以上に、私も貴方のことが好き。」
信之さん「僕が話すから、僕を触らないで、黙って聞いて。」
私「はい。」
私は、正座をした。
信之さん「違う。抱き合ったまま…。」
また抱き合った。
信之さん「君を初めて見た時、言葉を失った。」
私は、何も言わず、身体で驚いていた。
信之さん「言葉が出なかったが、気を取り直して授業を進めた。君の名前を聞かなくてはと思った。」
私は、抱きしめられながら、身体が震えてしまった。
信之さん「僕のことが怖い?」
私「違う…。貴方を苦しめてごめんなさい。」
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信之さん「君は謝ってはいけない。黙って聞いていて。」
私「はい。」
信之さん「君は、僕の授業が始まる前の休み時間は、CDを聞いていた。何の音楽か知りたくなった。しかし、君はNHKの英会話のテキストを持っていた。だから、僕は、君がTOEICを受ける学年だとわかった。だけど、名前までは分からなかった。だから、賭けで君に英語の訳を当てた。」
私は、びっくりして、信之さんの顔を見た。
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信之さん「当てて、訳ができなくても良かった。なのに、君は二文とも、完璧、いや翻訳家のように訳した。名前を聞いた。君は、嫌そうな顔をした。」
私「違うわ。私、レポートが…。」
信之さん「わかっている。君に嫌われたと思って、僕は落ち込んだ。」
私は、信之さんの唇にキスをした。
信之さん「君に勇気を出して話しかけたら、君は違った。他にも君に話しかけたら、僕は、日課であるアイドルの応援ですら君のことを考えはじめた。」
私は、首筋にキスをした。
信之さん「軽蔑しない?」
私「しないわ。貴方のことが好き。」
信之さん「一人で家にいる時、君を思いながらした。たくさん、僕のここから出た。」
私「好き。貴方を愛している。」
信之さん「アイドルでしたことはなかったのに。」
私「ずっと抱き合っていたい。貴方を独り占めできる。貴方と結婚したい。」
信之さん「僕も。」
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私「貴方に品川さんと久米さんを会わせたいことを後悔している。」
信之さん「なぜ?」
私「貴方が彼女たちを好きになりそうで。」
信之さん「僕は、ならない。」
私「品川さんはわからないけど、久米さんは貴方のことを面白いと言っていた。嬉しいのに、私、久米さんが貴方を好きと言ったら私、身を引かないとと思って。貴方を好きになってはいけないと思って。」
信之さん「そんなに僕を…。」
私は、信之さんをきつく抱きしめた。
私「貴方を好きになればなるほど、大学院の夢を諦めなくてはならないって。」
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信之さん「大学院?」
私「私、高校の時、頭が悪くて、学校の先生から大学に入ってもまともになれないと言われた。だから、自分に自信がつきたくて、一年から頑張っていた。貴方を好きになったら、私、崩れそうで。抱き合っているのに、私、貴方以外、男性も夢も欲しくない。愛している。」
私と信之さんは愛し合った。
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私は、抱かれながら眠ってしまった。
うっすらと覚えているのは…。
信之さん「まだ君は、ここで休んでいってよい。また僕がここに帰ってきたら、君を抱いても良い?」
私「何時間でも抱いて。貴方を待っている。」
信之さんが微笑んでいた。
私は、毛布の中で服を着て、抱かれた感覚を思い出しながら寝てしまった。
起きたら、針生先生の部屋だった。
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私「ここは?私?」
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プラトニックセックス
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私「私、なぜ?」
針生先生「豚の所でなく、僕で良かったですよね?」
私「豚って。私、あの人の研究室にいたはず。」
針生先生「僕がこんなに君を好きになっても、君は!」
私は、頬を針生先生から叩かれて、床に倒れた。
針生先生「君が別の男性にいったら、こうなります。」
私は、針生先生からお腹を蹴られた。
私「痛い。やめて。」
私は、口を切り、倒れた。
男性が研究室に入って、針生先生を怒鳴りつけていた。
私は、痛くて床に倒れていた。
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男性「起きて。君を失いたくない。」
男性は、裸の私を抱きしめながら、泣いていた。
私「泣かないで。信之さんを好きになった罰。私が信之さんを好きにならなければ、先生に殴られない。信之さんを好きになったことを後悔していない。好きな人のことを思いながら死ねるわ。信之さんに抱かれたい。抱かれながら死にたい。ありがとう。」
男性は謝っていた。
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