415 🟥「ワクチンのネガティブな情報は出さない暗黙の了解が」 NHK「ニュースウオッチ9」の“捏造”疑惑 デイリー新潮 「ワクチン死」を「コロナ死」にすり替える。「ニュースウオッチ9」にて信じがたい“捏造VTR”が放送されるも、NHKはいまだその経緯を説明していない。そこで背景を読み解くために取材を進めると、驚くべき証言が得られた。「番組関係者全員が共犯」――。 前代未聞の放送から1週間余り。問題の映像に登場した、新型コロナワクチン被害者遺族の怒りはいまだに収まっていない。 「まさかコロナの遺族として紹介されるとは夢にも思いませんでした。放送を事前に伝えていた知り合いからは放送後にすぐ“あれは何なん?”と電話がありました。“コロナで亡くなったんじゃないよね?”と」 匿名さん2023/06/03 18:48
416 そう語るのは、コロナワクチン接種後に夫が亡くなった河野明樹子さん。 「取材の最中からなんとなく違和感はありました。そもそも、亡くした主人のことを話すつもりで来たのに、“(コロナが)5類になってマスクが取れて、街の賑わいを見てどうですか? 遊んでいる子どもを見てどう感じますか?”と聞かれた時点で“ん?”と思いました」 「どう感じるも何も、私も他の遺族も、家族を亡くしたばかりでそれどころではありませんから」 あまりにもピントのずれた質問ばかりだったため、 「しまいには、“けったいな取材やな、はよ終わらんかな”と思っていました。遺族にとってはどうでもいい質問ばかり。夫についての質問が向こうから積極的に飛んでくることもない。終わった後、他の遺族の方と“なんか的外れな感じやったねぇ”と言いながら帰りました」(同) 匿名さん2023/06/03 18:48
417 ■「バカにすんのもええ加減にせえよ」 問題の映像は5月15日、NHK「ニュースウオッチ9」の最後に流された。 「新型コロナが5類に移行して1週間が経ちました」 青井実アナがそう話し、林田理沙アナが、 「今夜はこちらの映像とともにお別れです」 と言った後にスタジオの映像が切り替わる。 まず「ダイヤモンド・プリンセス号」が映し出され、テロップには〈戻りつつある日常 それぞれの思い〉。さらに、〈私たちの3年あまり〉との文言とともに、ヒゲをたくわえた河野さんの夫の写真。河野さんが「いったいコロナって何だったんだろう」と話す場面で表示されるテロップには、 〈夫を亡くした河野明樹子さん〉とあるのみで、“ワクチン”の4文字はない。続いて登場した二人のコロナワクチン被害者遺族のテロップにもやはり、ワクチンという表記はなかった。 匿名さん2023/06/03 18:49
418 緊急事態宣言中で人けのない街の映像が、人が戻ってきた現在の街に切り替わる。 そして、〈少しずつ明るい未来へ〉とのテロップが表示されてVTRは締めくくられる。そこに登場する河野さんら三人は、誰がどう見ても「コロナで家族を亡くした遺族」だった。 「バカにすんのもええ加減にせえよ、という気持ちです。ワクチンを打った身内が突然命を落とし、それについて喋ることがどれだけ辛いことか、あの人たちは分かってないんですよ」 と、河野さん。 「ゲームとちゃうねん。ゲームで死んでリセットされるようなのとは話がちゃうねん。生きている人間がある日突然死んで、目の前からおらんくなるんですよ。そのことをまるで分かってない。スタッフの一人が主人の形見のグラスを見て“このグラス割ったら大変ですねぇ”とニヤニヤしながら言ってきた場面もあった。最後の最後までアホな質問して……」 匿名さん2023/06/03 18:50
419 ■「完全に確信犯で、捏造」 コロナワクチン被害者遺族の団体「繋ぐ会」代表の鵜川和久氏が言う。 「NHKのニュースディレクターはウチのHPを通じて取材を申し込んできました。HPにはハッキリと『ワクチン被害者遺族の会』と書いてありますし、私からも、ワクチン接種後に亡くなった方のご遺族だということは説明しています。にもかかわらずあんな映像になったのは完全に確信犯で、捏造ですよ」 放送時、鵜川氏は車で移動中だったが、 「放送を見ていた妻から電話がきて、“どこから見てもコロナの遺族にしか見えない”と。私が“どういうことや。すぐに連絡するわ”と言っているうちにNHKのニュースディレクターから電話がかかってきて、第一声は“どうでした?”というものでした。私が“どこから見てもコロナの遺族ということになっていませんか?”と聞くと、“えっ”と困惑したような声を出していました」(同) 匿名さん2023/06/03 18:50
420 ■関係者全員が“共犯” 取材相手がコロナワクチン被害者遺族であることは、取材者だけではなく、番組上層部も把握していた。それを示すメールが残されている。(中略)。なにしろ、 「NHK報道局では、ワクチンのネガティブな情報は一切出さない、という暗黙の了解がある」(同) それゆえ、コロナワクチン被害者遺族を取材してもそのまま放送できない可能性が大。そこで、「ワクチン死」を「コロナ死」にすり替えてしまおう、と密謀をめぐらせたのでは――そんな疑いも捨てきれないのだ。(中略)取材に応じたワクチン被害者遺族のインタビューを書き起こしたものは、アナウンサーも含めて、番組に関わる全員に事前に共有される。つまり今回の問題は“チェックをすり抜けた”のではなく、番組関係者全員が最初から共犯だったのです」(同) 「繋ぐ会」の鵜川氏が言う。 「憤りを通り越して、あきれるしかありません。NHKがきちんと河野さんたちの思いを伝える訂正放送を流さない場合は、BPO(放送倫理・番組向上機構)に訴えるつもりです」 匿名さん2023/06/03 18:51
421 ■「人間の尊厳にかかわる問題」 神戸大学大学院経営学研究科教授の國部克彦氏はこう話す。 「原因はミスなのか、ミスじゃないのか。ミスじゃないなら意図的な改ざんですが、だとしたらなぜそうなったのか、全く説明がない。今回の問題を検証する責任がNHKにあることは言うまでもありません」 元上智大学教授で法学者の田島泰彦氏も、 「放送法第4条は“報道は事実をまげないですること”と定めていますが、今回の件はこれに違反している可能性があります」 と指摘した上で次のように苦言を呈す。 「ワクチンによって亡くなることと、コロナで亡くなることを同列に扱うことは、事実の基本の点で到底許されず、死の伝え方いかんは人間の尊厳に関わる問題です。そこを歪曲し報じたことは、報道機関として致命的な問題であるのは間違いありません」 匿名さん2023/06/03 18:52
422 さらに続けて、 「NHKは“ワクチン死”を隠したかったのではないか、と疑わざるを得ません。ワクチン被害の問題をタブー視し政府に忖度したからこそ、コロナ死の扱いにすり替えたのではないか。もし番組上層部にそうした意図があったなら、まさにゆゆしき重大な問題。受信料を支払っている視聴者に対する背信行為であり、謝罪だけで済ますのは許されません。報道自体の徹底的な検証と丁寧な説明がNHKに強く求められます」 NHKに「問題を放置する」という選択肢はない。 「週刊新潮」2023年6月1日号 掲載 匿名さん2023/06/03 18:53