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Arty Rosa
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あげましょう!
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小説KAN
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早く続き読みたい!
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本当に書いてるのだれ!w
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小説さ~んw
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『おービックリしたー。また記憶にありません…とか言われるんかと思ってたわ〜』
わたしはいつの間にかベッドに横になってた。
『ちゃんと覚えてるからぁ!てかさいきなり昨日の続きだけど、5000円って何?てか自分とれいちゃんって何で知り合ったの?』
あいつは少し真剣な口調で聞いてきた。
『本当に覚えてないのかぁ?あの日酔っ払ってたの??』
『ん〜ダウンコート着て寝てた日でしょ?……多分、酔っ払ってたかも(笑)』
『…ちっ、ただの酔っ払いだったのか。キミ死にたいとか言い出してて、本当に訳分からんかったんだよ?』
そう言ってわたしは笑った。
『………………』
『ん?もしもし?もっしもーし?』
『…たいよ』
『ん?なんだって?』
『…本当に死にたいよ』
わたしの心臓が一瞬大きくドクンと動く。
『えっ?…何言ってるの?キミまた酔っ払ってるの?』
すると電話の向こうで何か話し声がした。
{しゅうや(仮)初回行くぞ!}
『あっハイ!今行きます。ごめんれいちゃん、また電話するから!』
あいつがそう言うと電話は切れた。
プープープープー…
わたしはしばらくの間携帯を耳に当てたままでいた。
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しゅうや??
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『しゅうや(仮)って言われてたかな?あいつしゅうや(仮)って言うんや』
わたしはベッドに仰向けになりながらボーッと天井を眺めてあいつがつぶいやいた言葉を思い出してた。
(死にたい、って…なんでなんだろ)
わたしは今まで生きてて【死にそう】と思ったことはあったけど、【死にたい】と思った事はなかった。
その時玄関の方でくみの声がした。
『れいさーん!ちょっと手貸してくださーい!冬美がぁー』
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KANさん面白いw
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何かと思い玄関に向かうとくみにかつがれとる冬美の姿が。
冬美はわたしの家に居候してるくみのの後輩。
『大丈夫?どうしたの?冬美潰れたの?』
『そうなんですよー。なんか彼氏にフラれただかなんだかで今日バカみたいに飲んでしまって…』
『フラれた、ねぇ。ホステスがフラれててどーするんやってな』
わたしは半笑いしながらも笑みをこぼし冬美を布団までかついだ。
冬美を寝かせソファーに腰をおろしタバコに火をつける。
『あいつは…確かルーシアって言ったたっけなー』
『あいつって誰すでか?』
くみが服を脱ぎながらわたしの背中に話しかける。
『ん?あ〜いや、何でもないよ〜』
わたしはいつの間にかしゅうやのことを考えてた。
わたしの頭はいつしかしゅうやという、謎の男でいっぱいになってたんだ。
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