482 大切な暦が一部欠けて 遺された月達は盛大に葬うだろう 喪服の楽団が奏でる旋律で 霜月は高く穏やかに運ばれていく 菊が葉もろとも枯れ落ちて血塗られた緋の目の地に臥す傍らでそれでも貴方の優位は揺るがない 残る手足が半分になろうとも 幕間劇に興じよう新たに仲間を探すのもいいだろう 向かうなら東がいいきっと待ち人にあえるから 匿名さん2014/07/16 23:471