032 アントニオ猪木―マサ斎藤の“巌流島の決闘”は四日、山口県下関市の沖に浮かぶ巌流島で行われ、2時間5分14秒に及ぶ長時間の死闘の末、猪木がTKO勝ちで斎藤を血海に沈めた。夜明けを合図に始まる予定の決闘だったが、両者の心理作戦が延々と展開され、試合開始は午後四時三十分。締め技の応酬が続いた激闘は、猪木が頭突き4連発で斎藤の額を割ったが、斎藤もかがり火のマキを使った凶器攻撃で猪木を流血させる。両者大流血のなか、斎藤がバックドロップを出せば、猪木も延髄切りをサク裂させ、最後は裸締めでTKOする壮絶な幕切れ。ヤミに包まれた巌流島を猪木・武蔵、斎藤・小次郎とも無言のまま去って行った。 匿名さん2019/02/23 17:10