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巨人のスコット・マシソン投手(35)が3日、1軍に合流した。新幹線で東京から仙台に移動。交流戦初戦の4日・楽天戦(楽天生命)から今季初昇格予定で「戻って来られてうれしいよ。全てが通常に戻った感じ。やっぱりここに居るべきだなと感じたよ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
マシソンは昨年11月、免疫力が低下する感染症「エーリキア症」に罹患(りかん)し、3月の来日後はファームで調整していた。23日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)、27日の同・楽天戦(G球場)は連続で3者凡退に打ち取るなど状態を上げてきた。
5月は先発投手がイニングを稼げずリリーフ陣の登板数が増えた試合が多かっただけに「登板機会が多いピッチャーもいるから助けたい。ブルペン陣の負担を軽減したい」と救世主になることを宣言。パ球団の打者との対決には「不利なカウントに持ち込みたくない。強気に攻めて、守備の時間を短く攻撃にいいリズムをもたらしたい」と闘志を燃やした。
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巨人のスコット・マシソン投手(35)が6日、楽天戦(楽天生命)で復活の今季初登板を果たした。
1点リードの8回1死から登板。初球に151キロを計測した後、2死一、三塁のピンチとなったが、ブラッシュを外角スライダーで空振り三振に抑えた。
マシソンは昨年8月に膝の手術のためシーズン途中にチームを離れて渡米。リハビリ中の12月に難病の感染症「エーリキア症」に感染した。一時、医師からがんを疑われ、精密検査のためにリンパ節の除去手術も受けた。来日が3月までずれ込んで、2月の春季キャンプは不参加だった。
闘病中は食事をとれない時期もあり、体重は最大11キロ減ったが、懸命なリハビリとトレーニングで体重を戻し、完全復活した。
原監督は「へっへっへ、結果的にあのイニング(8回)を森福、そして、マシソンで0点に抑えた。非常にジャイアンツのブルペンの中でも意義は深いと思いますよ。彼のファイティングスピリット、非常に強い闘争心がね、病気も、あるいはけがも、早く回復させたというかね。それはもう敬服しますね」と最大限の賛辞をおくった。
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巨人のスコット・マシソン投手(35)が、6日の楽天戦(楽天生命)でリリーフし、315日ぶりに1軍マウンドに立った。
1点リードの8回1死から救援。いきなり浅村に右翼線二塁打を許すなど2死一、三塁のピンチを背負ったが、最後はブラッシュを空振り三振に抑えた。
最速は151キロ。「ああいう状況で投げられてすごくうれしい。リードを守ったまま終えられてよかった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
マシソンは昨年8月下旬に左膝手術のため渡米。さらに11月には、免疫力が低下する感染症「エーリキア症」に罹患(りかん)し、今春キャンプは不参加だった。3軍、2軍と地道にリハビリを重ね、4日から1軍昇格。原監督は「彼のファイティングスピリット、非常に強い闘争心が、病気もけがも早く回復させたというか。もう敬服しますね」とたたえた。
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マシソンが今季初登板し、2/3イニングを無失点で抑えた。
拳でグラブをたたき、マシソンがほえた。「アウトを取ることだけに集中した。ああいう状況で投げられてすごくうれしい。不運な形で二塁打を許してしまったけれど、リードを守ったまま終えられてよかった」。1点リード8回1死から登板し、直球はMAX152キロをマーク。浅村の右翼線二塁打などで2死一、三塁のピンチを背負ったが、最後はブラッシュを外角カットボールで三振に斬った。
長い道のりを経て、頼れる助っ人が帰ってきた。昨年8月下旬、左膝手術のため渡米。さらに11月には、免疫力が低下する感染症「エーリキア症」に罹患(りかん)し、48日間にわたって入退院を繰り返した。「家族に心配はかけたくなかったけれど、毎日が暗い気持ちだったし、落ち込むことが多かった」。闘病中は食事がのどを通らず、汗が止まらない症状も出るなど、一時は体重が11キロも減った。
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体調が戻りきらず、春季キャンプは不参加。大幅な出遅れとなったが、心は折れなかった。「ジャイアンツ球場にまで来て応援してくれるファンの人たちがいる。支えてくれる人たちを失望させたくないし、1軍に戻ることを、自分自身が一番強く信じている」。背番号20のレプリカユニホームや応援用のタオルをスタンドに見つけるたびに、闘争心を奮い立たせた。3軍、2軍とリハビリを重ね、交流戦から1軍昇格となった。
原監督「敬服します」 昨年7月26日のヤクルト戦(京セラD)以来、315日ぶりとなる1軍マウンドを「ファンの声援がよく耳に入ってきたし、自分でも高ぶるものがあった。今日のことは忘れない。戻って来られてうれしい」とかみしめた。原監督も「彼のファイティングスピリット、非常に強い闘争心が、病気もけがも早く回復させたというか。もう敬服しますね」と拍手。伸び盛りの若手救援陣にマシソンが加わり、一気に厚みが増した。
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◆マシソンの今季経過
▼3月1日 左膝手術で昨年8月下旬に米国へ戻って以来、約半年ぶりの来日。壮絶な闘病生活を明かす。
▼同26日 初ブルペンで捕手を立たせての投球練習。
▼4月4日 昨年7月以来、ブルペンで捕手を座らせて本格的な投球練習。
▼同19、20日 ブルペンで初連投。
▼同26日 フリー打撃初登板。40球を投じ、安打性0に抑える。
▼5月8日 シート打撃に初登板。打者4人を相手に34球を投げ3安打3奪三振1四球で最速148キロ。
▼同15日 2軍DeNA戦(G球場)で今季初実戦登板。1回3失点ながら最速151キロ。
▼同27日 2軍楽天戦(G球場)で4度目の実戦登板。最速152キロで3者凡退に抑える。
▼6月3日 1軍に合流し、仙台入り。翌4日に出場選手登録
▼同6日 楽天戦(楽天生命)で315日ぶりの1軍マウンド。2/3回を2安打無失点。
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マシソンが今季初登板し、2/3イニングを無失点で抑えた。
家族の支えが何よりうれしかった。復帰戦となった5月15日のイースタン・DeNA戦(G球場)の夜、マシソンが夜のニュースのハイライトで久々にテレビに映った。長男のレーン君(6)、長女のブルックちゃん(4)は跳んで喜んだという。「子どもたちもすごく喜んでくれて。自分にとってもうれしかったし、高ぶるものもあった」
それまでは「なぜテレビで投げないの?」という問いかけもあったが、「どういうことかすべて分かっているんだなと。今では僕じゃなくてジャイアンツの他の選手を応援しているよ」と笑った。阿部が登場する際には「慎之助!」と叫んだり、丸が本塁打を打った際には“丸ポーズ”を笑顔でやっているという。
「変な話、こういう状況じゃなかったら子どものそういうところも見られない。今までは全然見ることができていなかったから新鮮だよ」。家族への思いを胸に地道なリハビリを重ね、ついに1軍の舞台に帰ってきた。
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最も巨人を愛する外国人
マシソンのGIANTS愛がベンチ全体を幸せにする
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ずっと求めてきた場所だった。マシソンのボルテージは最高潮だった。2点リードの8回。334日ぶりに本拠地で名前が呼ばれ、G党が拍手喝采で迎えた。「このマウンドで投げることが大好きだし、日本一のファンの皆さまの前で投げられてとても幸せ」と喜びをかみしめた。
6日の楽天戦(楽天生命)で約1年ぶりの1軍復帰後、ファームで一度もしなかった連投。だが、準備はしっかりできていた。先頭の岡を変化球で空振り三振に打ち取り、三木には左前打を浴び1死一塁。最後は吉田を148キロの直球で遊ゴロ併殺打に仕上げ、力強くガッツポーズで締めた。最速は154キロをマーク。完全復活ともいえる圧倒的な存在感だ。
これまでは守護神・中川につなぐまで、リリーフ陣が一丸になって登板数を重ねてきた。この日は5連投していた高木がベンチ外。マシソンが帰ってきたことにより、選手の疲労度を計算しながら試合をやり繰りできる。「競った場面で投げることを楽しみにしていた。その感覚を味わうことができてうれしかった」と頼もしい剛腕。今後の活躍にも期待が高まる。
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読売巨人軍は、6月6日の楽天戦で315日ぶりに一軍マウンドへの復帰を果たし、2/3イニングを無失点に抑えたスコット・マシソン投手の復帰記念グッズを、8日から球団公式通販サイト「ジャイアンツオンラインストア」で販売開始しました。完全受注生産商品で、注文受付は10日で締め切ります。
記念グッズはTシャツとアクリルキーホルダーの2商品で、いずれも、頼れる背番号「20」の豪快な投球フォームとガッツポーズの写真を使用しました。「MATHIESON IS BACK」の文字には、左膝の手術などを乗り越えて見事な復活を遂げたマシソン投手へのリスペクトと、「おかえり」の思いを表現しています。
マシソン投手のコメントは以下の通りです。
「一軍のマウンドに戻ってくることができて、本当にうれしいです。私を支えてくれたみんなに感謝の気持ちです。アリガトウ!」
【商品一覧】※金額はいずれも税込み
・Tシャツ(S・M・L・XL) 3,500円
・アクリルキーホルダー 800円
【受注期間】
・6月8日(土)〜10日(月)午後11時59分
※お届けは約4週間後を予定しています
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