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今夜はひがむぞ(>_<)ver13-6 🐔コケッ-4 電撃修行中-12
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皆でかいせいに入学デデーン
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>>456
むむ!ウケルめやるじゃないか〜養豚のくせに生意気だぞ〜!
えい!(+🐽+)/💩(^🐽^)
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>>457
ちょっと調べてみるよ(+_+)
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>>328
誰このおっさん?
最強キモヲタか?
俺様は超絶イケメンだ!
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サブローさんは医師と看護師の両親の間に生まれた。
実直な両親や祖父母の愛情を注がれてサブローさんは健全に育ってゆく。
非常に温厚な性格であって虫一匹殺すこともしない優しい性格の持ち主。思春期においても親に反抗したことが一度もなかった。
サブローさんと仲の良い友達は非常に多かった。
東京工業大学に進学してからは自動車に興味を持ち始め、自動車メーカーへの就職を希望する。
安定の大企業であるために競争率は高かったが、サブローさんは見事に内定を獲得。
大学時代にボランティア活動をしたりして活動的だったことや、その一目見ればわかる誠実な人柄が評価されたのだろう。
終業後は欠勤は一度もなく、誰より真面目に務めて無駄遣いもしなかった。
美徳以外の何者でもない特性をいくつも備え、誰からも好かれ慕われていたサブローさん。
職場の上司や同僚からもその働きぶりを評価されていたサブローさん。
だが彼はもうこの世にはいない。
なぜなら、サブローさんはその優しすぎるほどの性格ゆえに短い人生を絶たれてしまったからだ。
彼とは対極の悪魔のような者達によって、しかもこれ以上ないくらい残忍なやり方で…。
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ひがみ(>_<)は根っからの悪党だった。
公務員の父親の長男ではあったが、子供のころから粗暴な性格で地元の中学校に入ってから当然のように問題行動を起こし、恐喝事件まで起こす。
中学卒業後は定時制高校に進んだが退学、鳶の会社で働き始めても無断欠勤を繰り返すなど仕事は不真面目。
その一方で地元の暴走族に加入して傷害や恐喝などの悪さを働き、逮捕されたこともある。
そのくせ小心者で立場の強い者の前では大人しくしているが、弱いと見た相手には徹底的に強気になるという姑息な性格の持ち主である。
また、その強い者の威光を巧みに利用して自身を大きく見せることに長けてもいた。
そんなひがみはパルムとパチンコ店を訪れていた。
目的は🦄に会うこと、そして🦄から金を巻き上げることだ。
スマホで連絡してここで会うことを約束していたが、当然その目的は隠している。
ひがみは鳶の会社を辞めてブラブラしており、今からやろうとしているように時々他人から金を脅し取っていた。
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「🦄、ツラ貸せよ。パルムも来い」
ひがみはPCで偽造した架空の暴力団員の名刺を用意していた。
そこには広域暴力団の組の代紋が印刷されている。
「俺のバックにはこの人がいるんだよ」
自分の背後にヤクザがいることを知らしめれば、後々何をするにもやりやすくなることをこの卑怯者は熟知しているのだ。
翌日にすっかり架空の暴力団員にビビったパルムを伴って🦄の家を訪ねたひがみは「金貸してくれ」と要求。
さらに「〇〇さんが俺らに金の都合つけろって言ってきてさ。オメーもサラ金でも何でも使って用意した方がいいぞ」と名刺の暴力団員の名前を出した。
🦄は消費者金融の無人契約機から借りた20万円をひがみに渡した。
そして、金を巻き上げる対象は🦄だけではない。
「パルム、昨日名刺見せてやった〇〇さんのご指名なんだわ。オメーにも金出させろって言われたんだよ」
など、架空のヤクザにビビっているパルムからも同じく30万円ほどの金を巻き上げたのだから、半端なく悪知恵に長けた男である。
案の定その金はひがみ自身の遊興費で瞬時に溶けた。
そして、ひがみは後日また二人に金を要求したのだ。
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サブローさんは金の尽きた🦄に呼び出された。
🦄は二人の見知らぬ男と一緒にいた。
なんとなく怖い感じの二人である。
🦄はペラペラと一方的に呼び出した要件を語り出した。
「いや、実はヤクザの車と事故っちまってさ、めちゃくちゃ修理代請求されてやべーんだわ。だから金貸してほしくってよ」
「え?いくら?」
「なるべくたくさんがいい。オメーしか頼める奴いねーんだ」
「わかった」
これはひがみが考案して🦄に言わせたセリフだったが、まさかこんなに簡単にうまくいくとはひがみ自身も思わなかった。
このサブローって奴はとんでもないお人よしだ。
「助かるぜ!お前を知っててよかったぜ!」
そう、助かった。
これで自分たちがひがみにたかられることはなくなりそうだ。
パルムと🦄は、そうほくそ笑んだ。
「サブロー!お前貯金いくらある?」
「えと、7万くらいかな」
「じゃあ、とりあえずその7万全部貸してくれ!」
サブローは一切ごねることなく、銀行から貯金全額の7万円を引き出して渡したのだ。
だが、それはこの悪魔たちに対して一番やってはいけないことだった。
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