249 自閉症とは、社会性発達の質的障害、コミュニケーションの質的障害、興味や活動の偏りの3つを特徴とした、先天的な脳の機能障害です。自閉症は、通常、3歳頃までに判断されることが多いです。 近年では、発達障害の一つであるアスペルガー症候群と合わせて、「自閉症スペクトラム障害」として一つの疾患概念に含めて考えられるようになってきています。自閉症とアスペルガー症候群は、従来は別の病気として分けて考えられていました。しかし、両者には重複する部分も多く、個々人において明確に分類することが困難であることから、このような疾患概念ができたのです。 自閉症を始めとする、自閉症スペクトラム障害の患者さんは、不適切な環境におかれてしまうと日常生活にさまざまな障害を及ぼしてしまうことがあります。 匿名さん2018/12/04 11:56