カブチョッパー-2
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前スレ>>カブチョッパー
🏍️『アウディとカブとメタボリック夢物語』
築40年以上のワンルーム。
部屋のドアを開けた瞬間に、ほのかに漂う湿気とカビの香り。
それを吸い込みながら、坊主頭の中年男は深くうなずいた。
「これが……俺の城だ。」
風呂とトイレが仲良く同じ空間にいる、一体型ルーム
畳は色あせ、床は気持ち右に傾斜している。
が、彼は満足そうに缶コーヒーをすすった。
「多少傾いてても、俺の人生は前のめりだからな！」
外に出ると、誇らしげに並ぶの愛車。
ひとつは中古のアウディTT（年式不明、色：元はシルバーらしい）。
もうひとつはあれだけ自慢して売ったカブチョッパー。
ハンドルが妙に高く、シートは革張り。見た目は完全に“道の駅で浮くバイク”だ。
中年男は両手を広げて言った。
「これが俺の翼だッ！！」
その瞬間、近所の婆さんが言った。
「またあのうるさいおじさん出てきたわよ」
だが彼は動じない。
「世間がなんと言おうと、俺のマフラー音はロックなんだよ」
“ボボボボボボボッ！”
うるさい。ロックというより爆音迷惑。
築40年以上のワンルーム。
部屋のドアを開けた瞬間に、ほのかに漂う湿気とカビの香り。
それを吸い込みながら、坊主頭の中年男は深くうなずいた。
「これが……俺の城だ。」
風呂とトイレが仲良く同じ空間にいる、一体型ルーム
畳は色あせ、床は気持ち右に傾斜している。
が、彼は満足そうに缶コーヒーをすすった。
「多少傾いてても、俺の人生は前のめりだからな！」
外に出ると、誇らしげに並ぶの愛車。
ひとつは中古のアウディTT（年式不明、色：元はシルバーらしい）。
もうひとつはあれだけ自慢して売ったカブチョッパー。
ハンドルが妙に高く、シートは革張り。見た目は完全に“道の駅で浮くバイク”だ。
中年男は両手を広げて言った。
「これが俺の翼だッ！！」
その瞬間、近所の婆さんが言った。
「またあのうるさいおじさん出てきたわよ」
だが彼は動じない。
「世間がなんと言おうと、俺のマフラー音はロックなんだよ」
“ボボボボボボボッ！”
うるさい。ロックというより爆音迷惑。
311 への返信コメント(1件)
>>311
湿気とカビとイカとブタ特有の酸っぱい臭いが抜けとるぞ？
湿気とカビとイカとブタ特有の酸っぱい臭いが抜けとるぞ？
